2010年4月18日 復活節第3主日   (C年)

 あなたはキリスト教信者、あるいは信者になろうとしている人ですか? あなたは終生イエスの忠実な信奉者でいられると思いますか?  私にはとても無理です。 と、いうのはもし私が自分の人間としての強さと意志の力だけに頼るのなら無理だということです。しかし復活したイエスの力と導きに頼るならば、わたしは敬虔な信者で居続けるでしょう。イエスはそれを保証してくれています。

最初の信者の一人、使徒ペトロの例を見てみましょう。今日の福音の場面の3年前、イエスはペトロを呼び、「来て、私に従いなさい」と言い、ペトロはイエスに従いました。しかしペトロは自分自身の弱さを認めず、自分の人間としての力のみに頼ろうとしました。最後の晩餐のおりに、イエスはペトロに言いました。「シモン ペトロ、悪魔がお前を試すであろう...。しかし私はお前のために祈った....。私のところに戻ってきたら、お前の兄弟たちを強めなさい。」ペトロは、「主よ、私は牢獄に行くことも、あなたとともに死ぬことさえ覚悟はできています」と言いましたが、イエスは「ペトロよ、今日ニワトリが鳴くまでにあなたは三度私を知らないと言うだろう」と答えたのです。(ルカ22:31-34)

そして、弱い人間ペトロが自分自身の力に頼った結果、イエスの言ったとおりになってしまったのです。ペトロは罪を犯しました。ペトロはイエスを否みました。ペトロはイエスの教会を離れてしまったのです!

復活のあと、イエスはペトロを叱るどころか、イエスの教会のリーダーの地位から降格させることすらしませんでした。われわれの神であるイエスは我々人間の弱さを理解し、受け入れてくださるのです。ペトロが三度イエスを否定したことに対応して、復活したイエスは「ペトロよ、私を愛しているか?」と三度尋ねました。ペトロが「主よ、私はあなたを愛しています」と答えると、イエスは「来て、そして私に従いなさい」と再び召し出されたのです。ペトロの話は現在に生きる私たちの話でもあります。私たちのステップは次の通りです。

(1)イエスは私たち一人ひとりに、名前で呼びかけておられます。「○○○さん、あなたは私を愛していますか?」
(2)答える前に、どんなにイエスがあなたを愛してくださっているか、考えてみましょう。イエスはあなたのために命を捨てたのです。
(3)神に忠実でいるためには、自分が弱く、罪深く、無力であることを認め、神の助けと力を求めましょう。祈りを通してイエスと温かい関係を築きましょう。(祈りは非常に大切なもの、心と心をつなぐものです。)
(4)そうして初めて、「主イエス、私はあなたを愛しています」ということとなり、そのように答えることができるのです。 イエスの温かい愛は私たちの心に新しい命を吹き込むでしょう。