復活徹夜祭ミサ 2005年3月26日(土)

皆さん、わたくしは常に、神でありまた人間でもあったイエスについてお話しています。

イエスを理解しようとするにあたって、イエスの神性を強調しすぎないでください。また、それと同時に人性を強調すぎるのも誤りを招きます。この「神でありまた人でもあったイエス」は、カトリックの奥義です。過去二千年にわたって有名な聖人、神学者達が説き明かそうとしてきましたが、私たちに完全にハッキリわかる説明はありません。私たちにわかることは、イエスは100%神であるとともに100%人間でもあった、ということです。日本の有名な作家、遠藤周作は「私のイエス」のなかでとても良い自分の解釈をしています。皆さん、ひとりひとり自分のイエスをうち立てなければなりません。イエスは神様です。同時に人間としての経験を積み私達のことを完全にわかってくださっています。

今晩、二千年前と全く同じようにイエスの復活があります。イエスの復活は決して二千年前の昔の話ではなく、現代の私達に直接かかわることなのです。私たちが神様からいただく、なぐさめ・励まし・ご加護などはこの復活のたまものです。復活のおかげで神様は私たちとともにいるようになり、私たちは神様からおそれなく想い・赦し・愛をいただけるようになり、また私たちの隣人にも同じものを与えることができるようになりました。今夜の、この復活のおかげです。

イエスは最初のミサで、「私はあなたを友と呼ぶ」と言いました。 このあたたかい呼びかけに応えましょう。

イザヤの書(43:1−5)
わたしたちを造られた主、神は今、こう言われる。
「恐れるな、わたしはあなたを贖(あがな)う。
あなたはわたしのもの。
わたしはあなたの名前を呼ぶ。
わたしは主、
あなたの神 あなたの救い主。
わたしの目にあなたは
価い高く、貴く
わたしはあなたを愛している。
恐れるな、
わたしはあなたと共にいる。」

写真1
復活祭の様子
写真2
復活祭を終えた若者