2007年11月18日 年間第33主日(C年)

あなたの心に響く聖書の一節を選んでみましょう。

今週(11月18〜25日)は聖書週間です。

聖書は「生きている神からのメッセージを含んでいる」という点で、ほかの本とは異なっています。神は聖書を通して私たちに語りかけていますので、もし聖書を読まず神の声を聴かないのなら何ともったいないことでしょう。「神の言葉は生きており、剣よりも鋭く私たちの心に突き刺さる」(ヘブライ人への手紙4章)といわれているとおりです。

聖書を読むにあたっては、つぎのような大事な点があります。

(1) 聖書の力を信じ、イエス様に私たちの今日の生活への意味を教えてくださるように祈りましょう。それはちょうどイエス様がエマオへの道で弟子たちに教えことと同じです(ルカ24章)。「イエス様、私の心に聖書をお教えください!」

(2) 旧約聖書も新約聖書も時代背景は遠い昔ですが、その根本となるメッセージはまったく現代的なもので、私たちの今の暮らしにあてはまるものです。聖書のメッセージは生きているものです。

(3) 導きを願う短いお祈りのあと、聖書の一節や部分をゆっくり読んでみましょう。(ゆっくり読むことが大切です)。目的は聖書で祈る、ということです。聖書を勉強することはまったく良いことなのですが、ここでの目的ではありません。ゆっくりと祈りの心を持って聖書を読むことはとても大事です。ゆっくり読むことによってあなたの心の中に様々な反響、エコーが生じるでしょう。それらは、まさに神からあなたへの個人的な語りかけですので、耳を澄ませてみましょう。この様々なエコーは大抵あなたの心の中で今起きていることや現実の暮らしに結びつくのです。聖書(もちろん神様も)は私たちと別の世界のことではありません。

(4) 聖書を読んでいると慰めをあたえてくれる箇所に読み当たることがあります。

またその一方、私たちに挑んできたり、私たちを困らせたりする箇所もあります。前者は私たちを勇気づけ、後者は私たちの成長と成熟のためにともに必要なのです。

(5) 時として、理解できない箇所に遭遇するかもしれません。そんな時はその部分はとばして、わかるところを味わいましょう。大切なのは祈ることです。難しい部分は後で勉強しましょう。

私の好きな個所をご紹介します。

「疲れた者、重荷を負う者は誰でもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11章28節)、

「わたしはあなたの名前を呼ぶ。わたしは主、あなたの神、あなたの救い主。わたしの目にあなたは価い高く貴くわたしはあなたを愛している。恐れるな、わたしはあなたと共にいる。」(イザヤ43章1節)