2008年4月6日 復活節第3主日(A年)

 

今日読まれた福音は私たちの日常生活にとって大切なものです。私たちは人生の道を旅しています。(福音の二人はエマオへ旅していま
す。)この福音は私たちの日常生活に影響を与える、象徴的な比喩に富んでいます。イエスは私たちとともに、人生の道を歩んでくださいま
す。(詩篇16節の表現を借りれば、同伴者として、共に歩んでくださるのです。)次に、私たちはイエスを、イエスと認識しているでしょ
うか。そして、わたしたちは自分の悩みや心の痛手をすべてさらけだしているでしょうか?祈りの中で神に話すときに、自分自身、ありのま
ますべてを見せているでしょうか?それこそが神が望まれていることであり、イエスは着飾った、「あるべき」姿などを望まれてはいません
。神はありのままの私をお望みです。もし、悲しかったり傷ついていたりしたら、そのような私に会いたいと思っておられます。また、もし
幸せであったり、どんなことでもちょっとうまくいってたりしたら、神はそれをともに喜びたいと思っていらっしゃいます。
イエスは決して自分自身を人に押し付けたりはしません。イエスは、今日の福音の二人がイエスに「一緒に今夜お泊まりください」とお
願いしたように、私たちの側からの招きを待っておられます。私たちは、このエマオへ向かっていた二人がしたように、イエスを招くことが
できるのです。
復活後のイエスの生き生きとした描写を通して、福音は祈りとは何であるか、またどのように祈るべきかということまでも教えてくれま
す。私たちは祈りをとおして、イエスのために時間を使わなければなりません。忙しい日常ではありますが、短くても静かな祈りの時間をも
ち、いろいろな事柄をイエスと語りあうことが必要です(これが、前述のイエスへの招きに相当します)。もしこれを私たちが行えば、私た
ちはよりよい毎日をすごすことができます。なぜでしょう?なぜならば私たちは人生を一人ぼっちで歩むのではなく、イエスとともに人生を
歩み、イエスがあなたの力と導きになるからです。
祈りの雰囲気の中で、福音をひもとき、一節一節をゆっくり読んでみましょう。復活したイエスは福音を私たちに説明してくださり、さ
らにその深い意味を教えてくださります。
人生を一人ぼっちで歩くのではありません。イエスは今日も生きている声で私たちに語りかけているのです。
「恐れるな。私はあなたと共にいる。」