アダム神父様インタビュー(1)

アダム神父様インタビュー(取材・再構成:北川恵)

-神父様、お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。

「緊急事態措置がさらに延長され、全世界そして保土ヶ谷教会の皆さんが苦しい思いをしていることに心を痛めています。わたし自身は祈りの他には、身の回りのことをすべて自分で行うなど、忙しく過ごしています。」

-信徒の皆さんへのメッセージをお願いします。

「伝えたいことは多くあり、まとめようとしていますが、今日は難しい説教よりも、まず『皆さん、歌を歌いませんか?』とおすすめしたいです。親しい人に会うことができなくなり、そして教会にすら行けなくなり、どうしても気持ちが下向きになりがちです。そんな時には、まず歌をうたってみるのはいかがでしょうか。」

「私が好きな、そして世界でも人気がある You Raise Me Up という曲をご紹介します。良かったら聴いてみてください。」

https://www.youtube.com/watch?v=tK1xXZ1MD2k

https://www.youtube.com/watch?v=Yfwlj0gba_k

When I am down and, oh my soul, so weary

When troubles come and my heart burdened be

Then, I am still and wait here in the silence

Until you come and sit a while with me

悲しみに沈むとき、苦しみに悩むとき、私は立ち止まり待つ、あなたが来てくれるまで

You raise me up, so I can stand on mountains

You raise me up, to walk on stormy seas (stormy seas)

I am strong, (strong)

when I am on your shoulders

You raise me up to more than I can be.

ユーレイズミーアップ、険しい山も、ユーレイズミーアップ、嵐の海も、わたしはより強くなれる、あなたがささえてくれるから

-有難うございます。まだ当面は日曜日のミサがありませんが、何かアドバイスをいただけますか?

「今フランスでは、感染防止のために教会に来ることそのものが法律によって禁止されています。これはフランス革命以来のことです。しかし革命でもカトリックが無くならなかったように、私達も信じる力によって信仰の灯をともし続けることは可能です。まず聖書を読むこと、マタイ25章35節(『あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、渇いていた時に飲ませ、旅人であった時に宿を貸し、裸であった時に着せ、病気の時に魅見舞い、獄にいた時に訪ねてくれたからである』)など、この時期に読むべきものがあります。」

「そして直接会えなくても手紙や電話、またはインターネットなどの手段により、親しいコミュニケーションはその気になれば可能です。わたしなど、先日『電話でだからこそかえって普段できないことができる』とあるフランスの女性からたくさんのキスやハグをいただきました(笑)。」

「このようなコミュニケーションをとるときには、今のように誰もが辛く不安な思いをしているときには、批判や意見よりも、他人への尊敬(リスペクト)に満ちた会話になるよう心掛けたいと思います。」(終)