2008年10月26日  年間第30主日  (A年)

自分自身にこのような質問をしてみましょう。 「自分の心、魂、感情のすべてで、神を愛しているか? それとも、80%だけ?いや50%?10%? あるいは、特に 平日などには、神のことなどまったく忘れてしまっていないだろうか?」  イエスは、「あなたの隣人を自分のように愛しなさい。」とおっしゃっています。
さて、「私は自分自身のことを愛しているだろうか?」と自問してみましょう。
もし私が自分自身のことを愛していないならば(イエスの先の言葉と釣り合う意味で)、私は隣人や神を愛せないということになります。もし自分の心が自己嫌悪や他人との比較、憤怒や不寛容で落ち着いていなかったり、沈んでいたら、隣人や神を愛することなどできません。
いばらの道を歩む自分を愛するには、神はありのままの自分を愛してくださる、ということをキチンとわかることがとても重要です。
神はありのままの私を愛してくださいます。その愛は無条件です。神は、私のたくさんの欠点にもかからわず愛してくださるのではなくたくさんの欠点があるからこそ愛してくださるのです。 だからこそ、神はその子イエスを我々に遣わしてくださったのです。
私が見聞きした、最も美しく、健康的かつ霊的な運動に次のようなものがあります。
インドの伝統社会には、なお3,500年続いたカースト制度が残っており、そのカーストの最底辺はハラジンという人々です。 ハラジンの指導者はキリスト教に影響されて、同じハラジンの人々に次のことをさせました。自分自身を鏡に写します。自分の心の中、真の自分自身を直視するためです。そして、次の祈りを神にささげます。「神よ、このような、ありのままの私をあなたは、優しく深く愛してくださいます。」
私達もこのように祈ってみましょう。 この祈りを通して自分自身と隣人、そしてあなたの神をより深く愛するようになるでしょう。