2008年11月2日  死者の日  (A年)

今日は死者の日、カトリック教会では死者に対して祈りを捧げる特別な日です。 旧約聖書(2マカバイ,12:45)には、「死者のために祈ることは神聖かつ健やかな考え」とあります。 古代から続く第二奉献文では、「すべての死者に心をとめ、あなたの光の中に受け入れてください」と祈ります! 私達は、「安らかに眠り給え」と祈るのです。
1985年に日本の司教様達が書かれたパンフレットでは、キリスト教徒ではない私達の親族・友人のためにも祈りましょう、と呼びかけています。 十戒のうちの第四戒律には父母への孝心というものがあります。 この孝心は両親の死後も祈りによって続いていくものなのです。 死者への祈りは隣人愛の一部なのです。
この死者への祈りの中で、カギとなる言葉は神の慈しみです。 この世に生きて残っている私達が、死者のために祈る時、神の慈しみの深い意味に気づくことができます。 私達が愛した者たちへ、父である神が慈しみを注いでくれるよう祈るのです。
同様に、感謝は死者への祈りの基礎です。 私は帰国するたびにいつも両親と祖父母と友人の墓に行きその前に立って、「ありがとう」と言います。 祈りをもっと明確にするために、私はその人達との良い思い出を思い起こします。 そして私が傷つけてしまった人に対しては、「ごめんなさい」と謝ります。 彼らはなお神のみもとで生きているので、私は個人的に話すことができるのです。
希望は私達の祈りのもうひとつの基盤です。 イエスは死者のうちから復活なさいました。 イエスは最初に復活した方であり、私達は皆彼の後に続きます。 イエスは死は終わりではなく、新しく、栄光に満ちた永遠の命への転換点にすぎず、神がすべての顔から涙を拭ってくださる時(イザヤ書25章8節)であると教えてくださいます。
神のの慈しみを思い起こしながら、死者のために祈りましょう。(ルカ15節を読み、神の慈しみの深いことを理解しましょう)
喜びと希望をもって祈りましょう。