2009年11月29日 待降節第1主日  (C年)

「不安指数、日本は11カ国中最高値」という見出しが今朝の新聞に載っていました。不安、恐れ、心配事は私たちの住む現代社会を蝕んでいます。ご自身を 振り返ってみてください。本当に幸せで満ち足りているでしょうか。恐れは人の心を最も不調にさせてしまうもので、心の癌のようなものです。私たちは自分自 身をも恐れます。私たちは自分自身のありのままを心から受け入れているでしょうか。他人を恐れていないでしょうか。自分の将来を恐れていませんか。病や誰 もが避けることのできない死を恐れているのではないでしょうか。(私たちは、忘れようとすることによってこれらから逃げることができますが、心の底ではこ れらへの恐れは厳然としてあるのです。)私たちは誰でも、何か恐れがあるのです。私たちを愛し受け入れてくださる、私たちを助けたいと思っている神のみ前 で、恐れていることを挙げていくことは良いことです。

今日の第一朗読(エレミヤ33:14-16)で、バビロン捕囚の身になって絶望と恐れの淵にあった人々に神は希望を与えています。今日、もし同じ神を信 じれば私たちも「安らかに住まう」ことができます。同じ神は私たちに寛大であり、私たちの中で働いてくださるので、私たちは隣人や人類全体への愛を強める ことができるのです(第二朗読:テサロニケ3:12)。イエスは福音(ルカ21:34-46)の中で「生活の煩いで心が鈍くならないように注意しなさ い。」と言われ、 さらに。「生き残るための力を得るよう、目を覚まして祈り続けなさい。」と続けます。これが待降節のメッセージなのです!クリスマスま での4週間という短い間、毎日少なくとも5分、沈黙の祈りをささげましょう。私たちの心の中で神様が働いてくださるようにするのです。忙しさや、心配や恐 れに心が捉われていると、私たちの心で神が働くのを妨げてしまうかもしれません。

今週、聖書の中から次の4ヶ所を考えてみましょう。
(1)詩編25 (今日の答唱詩編)「神よ、あなたの道を示し、その小道を教えてください。」
(2)1ペトロ5:7 「思いわずらいは、何もかも神にお任せしなさい。」
(3)マタイ11:28 「疲れた者、重荷を負う者は、誰でも私のもとに来なさい。休ませてあげよう。 」
(4)イザヤ43:5、ルカ12:32 「恐れるな、私はあなたと共にいる。」
これらの祈りによってあなたの恐れや不安は朝露のごとく霧消することでしょう。