2009年12月20日 待降節第4主日  (C年)

2009年「今年の漢字」は「新」でした。(聖書現代英語版の)詩編80章18節には「神よ新しい命を私たちに吹き込んでください」とあります。このクリ スマス(=キリストのミサ)に、新しい命、新しいスタート、新しい心を準備しましょう。今日の聖書朗読は私たちを導いてくださいます。
ミカは紀 元前700年にいた預言者、つまりは神の代弁者でした。その当時、王侯貴族、寺院の神官や裕福な商人は自分たちの贅沢にしか興味がありませんでした。貧乏 な人たちは地に這いつくばり、絶望のうちに暮らしていました。預言者ミカを通じて神は、「希望を持ちなさい。ベツレヘムから平和が訪れます。彼はあなたが たの優しい羊飼いとなるでしょう。」と言ったのです。神は有名な首都であるエルサレムではなく、そこから10キロ離れたところにある村を選ばれました。神 はいつも世間の弱者を気にかけますが、それは彼らが神に頼っているからです。それでは、私たちは神に頼っているでしょうか?
神に恵みを願うことは、私たちの祈りの大事な一部であります。詩篇80章に書かれている、神の助けを求めるお願いを見てみましょう。私たちはそのように神に恩寵を乞い願っているでしょうか?
今日の聖書朗読のヘブライ人への手紙の内容はちょっと難しいかもしれません。しかしこれには私たちの日常の暮らしに役立つ、私たちが新しくなれる大事な真 実が含まれています。全能の神は天の栄光を脇に置き、イエスという名前の、私たちと同じ人間となりました。イエスは私たちに現世と天の国での平和を与える ために十字架上で自らの体を捧げました。イエスは私たち一人ひとりに対して、次の厳粛な約束を更新し続けています。それは、「神である私はあなたととも に、常にいます。私はあなたを守ります。」 私たちはこの約束を信じるでしょうか?
今日の福音ではマリアの例が描かれています。神の母となるこ とに同意した後、マリアは天使より従姉妹のエリザベスが妊娠したことを告げ知らされます。自分自身の都合はさておいて、マリアは即座にエリザベスを助けに いきます。エリザベスの家までは、険しい130キロの道のりを歩いて4日もかかりました。私たちは思いやりや助け、励ましを人々に与えているでしょうか?
上記の四つの質問について自分自身と向き合い、自問自答してみましょう。これがクリスマスを迎える準備です。そしてこれこそが新しい自分、生き生きとして希望と喜びにあふれる自分になれる道なのです。
「ああ神よ、新しい命を私に吹き込んでください。」(詩篇80章18節 現代英語版)