最新の説教

月, 08/14/2017 - 22:13

 

人生を中で、悲しい涙、悔しい涙をを流したことやひどい目にあったこと、そして、痛みを味わったことががない人はいるのでしょうか。また、危機に臨んだことがない人はだれ一人もいないと思います。

 

わたしたちは知っています。過去もそうだったし、わたしたちに開かれている未来も、逆境を取り除くことができないことを。

 

このような、真実を知っている人なら、神様に祈る時に、現在、自分が担いでいる十字架を取り除いてくださいと祈るよりは、むしろ次のように祈るでしょう。

 

「主よ、わたしは人生の中で、上り坂だけではなく、下り坂もあるし、光と同時に闇も存在していることを知っております。ですから、上り坂と光の瞬間にはそれに相応しい恵みを、下り坂と闇の時にはまた、それを乗り越える恵みをください」と。

 

今日の福音の個所でペトロが最初、水の上に立てられたのは、イエス様に目を合わせるころができた瞬間でしたもちろん、その瞬間も強い風が吹いていて、急に風が静かに沈んだわけでなかったのです。周りの状況が変わったわけではなく、その状況に対するペトロの視線(態度)が変わったことに注目しましょう。強い風(逆境)の中で、わたしたちの目線をイエス様にあわせればイエス様はペトロにお話になったように、「わたしだ」「安心しなさい」「恐れることはない」と言われるでしょう。

 

 

 

わたしたちはイエス様を救い主、神の子として信じいているものです。つまり、わたしを救ってくださる方だし、救いの道へ導きてくださる方です。ですから、これからの生活のなかで、重い十字架がわたしの肩を押さえつけるときに、自分一人ではなく、イエス様がともにいてくださることを思い出しましょう。そして、十字架に直面する新しい態度(目線、価値観)を持つようにしましょう。すなわち、怖くて脅威的な状況が自分をよけて通りことを願うのではなく、その状況にあっても主の目を見つめることができる恵みを願いましょう。そうすると、どのような状況の中でもわたしたちは一歩一歩、前に進むことができ、必ずイエス様がわたしを御父のもとへ導いてくださることを信じながら。