今週から聖書週間ですので、これにちなみまして「聖書で祈る」ということについてお話したいと思います。
みなさん、聖書は神の言葉が書かれた本で、心に入る力がある特別な本です。 旧約聖書・新約聖書、は大昔に書かれたメッセージではなく、現代にあてはまる神様からのナマの声・生きている声です。
新約聖書については、イエス様みずから行ってくださる深いご説明、とも言え、これに私達は習いましょう。イエス様は、落胆し自分を見失っている弟子に聖書を説明してあげました。この弟子は旧約聖書をすみずみまで暗記しているような人物でしたが、イエスは聖書のその弟子自身にとっての本当の意味を教えました。
わたくしたちも、イエス様に「自分の心にとっての本当の意味を教えてください」、と祈りましょう。
典礼聖歌388番「ガリラヤの風かおる丘で」
ガリラヤの風かおる丘で 人々に話された 恵みのみ言葉を わたしにも聴かせてください。
嵐の日、波たける海で 弟子たちを諭された 力のみ言葉を 私にも聴かせてください。
ゴルゴダの十字架の上で 罪びとを招かれた 救いのみ言葉を 私にも聴かせてください。
夕暮れのエマオへの道で 弟子たちに告げられた 命のみ言葉を 私にも聴かせてください。
作詞 別府信男 典礼聖歌©1980,あかし書房より、